埼玉市民劇場|演劇鑑賞団体|埼玉県|さいたま市|浦和区

 

これからの例会

 

第328回例会

第328回例会
 
劇団1980
 
 素劇 楢山節考
 
       
2023年6月27日(火)  開演 6:30
         28日(水)  開演 1:30
 
埼玉会館 大ホール
(JR浦和駅西口 徒歩7分)
 
 
   原 作  深沢七郎
 構成・演出  関矢幸雄
   出 演  柴田義之 山本隆世 藤川一歩
      上野裕子 光木麻美 ほか
     
       
 
〽楢山祭りが三度来りゃよ 栗の種から花が咲く
 
 
山と山とが連なって、どこまでも山ばかりである。その山々の間にある村。
この村では七十歳になると、゛楢山まいり”にいかなければならない。
食い扶持を増やさぬために、年寄りは神さまの住む楢山に入り自ら死を迎えるのである。
 
『素劇楢山節考』は決して姨捨の話だけではありません。
貧しい村で、家族や村人たちが助け合って生きて行く四季折々の営みを“楢山節”という歌を通して描いています。そこには、ヒトが豊かに生きることへの知恵があります。
原作「楢山節考」が問いかけるヒトが生きる意味、生きとし生けるものの命のつながり、“素劇”ならではの魅力で描き出しています。

素劇(すげき)はリアルな装置や修飾的な衣裳・メイクはいっさいなく、素朴・単純ながらも豊かな遊び心によって物語の真意(ドラマ)を表現していく関矢演出独自の方法です。
 
 
 
 
 

第327回例会

第327回例会
 
劇団NLT
 
 ミュージカルO.G.
 
       
2023年3月23日(木)  開演 6:30
         24日(金)  開演 1:30
 
さいたま市民会館おおみや
(JR大宮駅東口 徒歩5分)
RaiBoc Hall(レイボックホール)大ホール
 
脚本・作曲 まきりか
 演 出  本藤起久子
 振 付  大原晶子
 出 演  旺なつき 阿知波悟美
     池田俊彦
       
 
ここは新宿・歌舞伎町に残る、
最後のキャバレー。
 
昭和の残り香ただようこのお店「キャバレーミラクル」もあと一週間で閉店することが決まっていた。
スター歌手を夢見て上京して38年。
いまは、この店のシンガーとして歌い続けている二人の女性、スミ子(旺なつき)とカズエ(阿知波悟美)。
明日を夢見て、夢に敗れ、愛と幸せを求めながらも、ステージで生きる事を選んできた彼女たち。
いま、場末の歌手人生が終わろうとしている。
 
そんな彼女たちに起こった『ミラクル』。それは……?
 

第326回例会

第326回例会
 
劇団民藝
 
 ある八重子物語
 
       
2023年2月7日(火)  開演 6:30
         8日(水)    開演 1:30
 
さいたま市文化センター
(JR南浦和駅下車 徒歩8分)
 
 
  作   井上ひさし
 演 出  丹野郁弓
 出 演  篠田三郎 有森也実 横島亘
     中地美佐子 藤巻るも 桜井明美
     千葉茂則 塩田泰久 他
       
 
新派を愛する人々によって語られる
            水谷八重子の世界。
 
神田川が墨田川へと流れこみ、
花街として栄えた柳橋。
舞台は、昭和16(1941)年から
敗戦直後の昭和21(1946)年に
かけての柳橋・古橋医院。
ここに集う人びとは、
水谷八重子に心酔する古橋院長を筆頭に、
事務方、看護婦、女中まで
全員が大の新派マニア。
患者の身の上話もたちまち
「婦系図」風の筋書きに。
そこへ八重子そっくりの
「音楽のような声」をもつ芸者花代が登場、
恋愛事件もわきおこって大騒動。
はたまた「女形の研究」に熱中するあまり、
入営日に寝過ごし徴兵忌避者になってしまう
大学生もからんで…。
 
新劇から出発して新派で活躍した
初代・水谷八重子(1905~1979)。
「世の中が
いまより少しでもましになりますように」
という新劇の考え方に影響を受け、
〈女優〉という新しい職業の確立をめざした
時代の先駆者として知られています。
水谷八重子の芸と生きざまに
魅せられた人びとを
ユーモラスな筆致で描く
傑作戯曲です。
 
 
 
 

第325回例会

第325回例会
 
イッツフォーリーズ
 
 ミュージカルおれたちは天使じゃない
 
       
2022年11月22日(火)  開演 6:30
          23日(水祝) 開演 1:30
 
さいたま市民会館おおみや
(JR大宮駅東口 徒歩5分)
RaiBoc Hall(レイボックホール)大ホール
 
 脚 本  矢代静一
脚本・作詞 藤田敏雄
 作 詞  山川啓介
 音 楽  いずみたく
 演 出  金澤菜乃英
 出 演  横堀悦夫 藍実成 吉田雄 大川永
     刀根友香 清水明彦 金子由之 他
       
 
大晦日の夜に天使が呼んだ奇跡
 
ある年の大晦日。
雪深い山荘に三人の脱獄囚が逃げ込んで来た。
三人は、「ねじ釘の哲」「泉の三太」「キャンパスの助六」と呼ばれる、人を殺した凶悪犯だった。三人は偶然迷い込んだその山荘で、心ならずも心中しようとしていた父娘を助けてしまう。遺書によると父親の明は、借金を苦に自分だけが死んでしまうと、遺された末娘の光子は知的障害があるため、生きていくのが困難だろうと思いこんだ末の無理心中だった。
意識を取り戻した光子は、自分を助けてくれた脱獄囚たちを”天使”だと思い込んでしまうのだった。
買い物から帰ってきた姉娘のエミは、父と妹が心中しようとしていた事を知って愕然とする。そして家の中には見知らぬ怪しげな男たち三人。そこへ父娘が自殺を図る原因となった人物である父親の従兄弟の黒川と、その息子でエミの婚約者の始や、地元の駐在が訪ねて来て…。
 
1974年に西武劇場のこけら落としとして、西村晃、有島一郎、前田美波里らで初演。
その後様々なキャスティングで全国で1200回余上演回数を重ねてきたイッツフォーリーズの代表作です。
青年座の金澤菜乃英を演出に迎え、2008年以来13年ぶりに新演出にて再スタートしました。
哲役には、青年座の横堀悦夫、助六にはミュージカル界で活躍する藍実成、そしてイッツフォーリーズの吉田雄が三太、大川永がエミをつとめます。
テーマ曲「今、今、今」「翼のない天使」を新しい「おれたちは天使じゃない」でお楽しみください。
 
 
 
 
 
 
 
 
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